やまなしレイさんの初小説『待つことには慣れている』、全４話完結！！

この記事でも紹介した、「その日、世界は…」１巻発売でおなじみのブロガーさん兼WEB漫画描きのやまなしレイさんの初小説作品『待つことには慣れている』が全４話完結しました。

カクヨム以外にもパブー、エブリスタ、taskey、Pixiv、星空文庫などでも公開されていて、イラスト付きのところもあるようです（2018年4月末日までの限定公開）

・やまなしさんのサイトの紹介記事

短編小説『待つことには慣れている』第1話を各サイトで公開しました！やまなしなひび－Diary SIDE－

短編小説『待つことには慣れている』第2話を各サイトで公開しました！やまなしなひび－Diary SIDE－

短編小説『待つことには慣れている』第3話を各サイトで公開しました！やまなしなひび－Diary SIDE－

短編小説『待つことには慣れている』最終話（第4話）を各サイトで公開しました！やまなしなひび－Diary SIDE－

日常の謎系ミステリーで１～３話が問題編、最後の4話が感想編といった感じになっています。

簡単に全4話を読んだ感想を書こうと思います（軽くネタバレあり）

私はきっと一生この男の軽さにイライラしながら大きくなっていくのだろう。

『待つことには慣れている』第４話　主人公のモノローグより引用

見事にだまされました！！

最初、日常のミステリーものの小説というジャンルでまず意表をつかれました。てっきり「その日、世界は…」と同じ感じの重い物語が来ると思っていたので・・・。「彼氏を待つ少女が待ち合わせ場所で日常の謎を解くミステリーか・・・、ん～設定としてはスタンダードだなあ・・・」と正直思っていたのですが、まさか１話を読んでいる時点でやまなしさんの仕掛けに引っかかっていたとはなあ・・・。一見スタンダードに見える主人公とその待ち人の設定こそが・・・っていう感じでしたね～。

その設定、というか主人公と待ち人の関係性についてもとても魅力的というか、この２人の今後の話をぜひ読んでみたいなあという気持ちになりました。

主人公が作中のモノローグの中では彼を「潤一」や「この男」と呼んでいるのに、物凄く物語を感じるんですよね～。

最終話のオチでいっきに物語に引き込まれた感じで面白かったです。

やまなしさんは今後も小説第２弾、第３弾も発表するとのことでそれにも期待したいとおもいます。

そして、

そんなやまなしさんの新作漫画「その日、世界は…」１巻は絶賛発売中です！！

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